Story

京都の伝統産業、工芸品や京菓子は「茶道」の歴史と共に発展してきました。
お茶道具を作られておられる職人さんのお話を聞くと「理にかなっている」ことばかり。
そこには、お茶を中心に考えられた統一感があり、日本的な美のあり方の秘密があるような気がします。
さて、目的が違えば手段が変わるように、道具や物のあり方も変わっていきます。
そこで、ある仮説を立てました。もしこの世が「和菓子中心の世界」だったら?
もしかしたら道具のあり方は変わり、見たことのない物が生まれるかもしれません。

蓮葉はそのような架空の世界線を経由することにより、実際に京都の伝統産業に身を置く職人さんのご協力を得て、物づくりをしてゆきます。
果たしてどのような物が生まれるのか、「和菓子中心の世界」をご一緒にお楽しみいただけましたら幸いでございます。


蓮葉の先にあるもの

蓮葉では、出来上がったプロダクトを発表、実際に販売して行きます。
それは、お菓子を召し上がる際にお使いいただくと「ちょっと嬉しい」商品になる予定です。
「なぜこの形なのか」商品には全てコンセプトの説明をさせていただきます。
逆説的に「なぜ既存の茶道具はあの形なのか」という問いへ一つの回答になるかもしれません。
そんなところから、伝統的な形や意匠の美しさの秘密を探れたら、、、という裏の目的もご一緒にお楽しみください。

伝統工芸の先にあるもの

 「伝統工芸」基本的に手作りで時間や手間がかかりますので、注文を受けてから作るオーダーメイドが主流でございます。
 これは職人の都合という面もありますが、お客様にとって「事前に用意する」という行為自体にも価値があるのでは無いかと考えております。
 おもてなしされるお客様を思い浮かべながら、場所やテーマに合わせてお道具やお菓子を決めていく、その過程を楽しむ事、また、お客様はその過程を感じとる事、そういった側面もあるのではないでしょうか。
 お茶会に限らず、お祝い事の贈り物など特別な物に「前々から準備してオーダーしていた品」をお使いになる、唯一無二の物を送る事はとても素敵な事だと思います。
 しかし、「どんな物ができるのか」「誰に頼むのが良いのか」が分からないとオーダーするのも難しいものです。
腕のよい職人が、口もうまいとは限りません。
 多くを語らない方も多いですが、[蓮葉]では制作いただいた職人さんに制作に関しての経緯や質疑応答を、お許しを得て公開させていただきます。
 製品にご満足いただけましたら、次はお客様の理想の品を是非職人にオーダーしてみてほしいのです。
 みなさんにも伝統文化を繋いでゆく一端を担っていただく、そんなキッカケになりたいと願っています。